「利益が出ているのにお金がない」
「稼いだ利益はどこにいったのか」
利益は会社の存続に最も重要ですが、利益がでているのにお金がない会社があります。一方、利益はそれほどでていないのにお金がある会社もあります。
・自社の営業キャッシュフローはプラスですか?
・営業活動によるCF、投資活動によるCF、財務活動によるCFはそれぞれ把握できていますか?
・いま手元にある預貯金の源泉はどこからきているものか把握できていますか?
・いま手元にある預貯金は安定資金として中長期的にもてるお金ですか?
会社が倒産するのは資金がショートしたときです。利益だけでなく、キャッシュフローを重視した経営は非常に重要です。税理士法人クレサスは、お客様に資金の動きを把握して頂くため、「キャッシュフロー計算書」、「資金別貸借対照表」をもとに会社の資金構造・流れを「見える化」します。
「勘定あって銭足らず」、「黒字倒産」という言葉があるように、中小企業にとって資金繰りは最も重要です。たとえ利益が出ていたとしても、資金がショートしてしまえば会社は倒産してしまいます。逆に赤字になっていたとしても、資金繰りさへよければ会社は存続していきます。
利益はでているのにお金は残っていないけどなぜ?
その理由は会計上の利益(損益)と資金(収支)は異なるためです。売り上げは実現主義によって、商品を引き渡した時に計上されますが、実際に現金が回収されるまでにタイムラグが生じます。この差が利益と資金の異なる要因です。
また、売上の増加は資金繰りの悪化要因になります。商品を仕入れて販売し、現金化されるまで企業はお金を立て替えている状態になります。売上が急激に伸びているような場合、資金繰りも急激に悪化する可能性があります。このような場合には、運転資金の借入も検討すべきです。
売上・利益だけでなく資金繰りを把握していかなくては、黒字倒産をしてしまう可能性があります。借金を好んでする人はまずいないでしょう。当然無借金経営が理想です。不要な借入をする必要はありませんし、無駄に利息がかかってしまいます。しかし、会社の成長過程や一時的な資金不足などの場合には運転資金の借入をおすすめします。
会社は赤字で倒産するのではなく、資金が回らなくなった時に倒産します。また、ビジネスチャンスがある場合にも資金がなければそのチャンスを掴めない可能性があります。
経営にとって最も重要なものはキャッシュです。
事業規模の違いはありますが、預金500万の無借金経営の会社Aと、預金5,000万・借入6,000万円の会社Bとどちらが経営の安定性はあるでしょうか。
また、預金5,000万・借入4,500万円の会社Cはどうでしょうか。借入はありますが、預金の方が多く保有していますので、返済しようと思えばいつでも返済が可能な状態です。いわゆる「実質無借金」の状態です。預金-借入金=500万、会社Aと純キャッシュとしては同じですが、CはAと比べて10倍のキャッシュを保有していますので、安全性は高いです。
何かあった時のために、ある程度のキャッシュを持っておくことは非常に重要です。利益を積み上げキャッシュを増加することが最も大事ですが、場合によっては、運転資金を借入れキャッシュを増加させることも必要です。中小企業は無借金経営ではなく、実質無借金経営を目指しましょう。





